福岡多汗症セミナーで多汗症の治療についての講演を行いました。
日本人の局所多汗症の有病率は約12%(腋窩多汗症5.75%、手掌多汗症5.33%、足底多汗症2.79%)というデータがあります。
多汗症はQOLやお仕事や勉強のパフォーマンスレベルがかなり低下することも分かっています。にも関わらず、認知度がまだまだ低く、医療機関を受診なさった患者さんはわずか6.2%だそうです。
脇汗のひどい方(原発性腋窩多汗症)は医療機関の保険診療で処方できるお薬があります。手足についてはまだ保険で処方できるお薬はありませんが、院内製剤などご処方しています。
お近くにお悩みの方がいらしたら、どうぞ教えてあげてくださいね。