こんな症状ありませんか?

 1週間に1回以上多汗の症状がでる
脇の汗が気になって、好きな服がきれない
最初の症状がではじめたのはが25歳以下である
手汗でノートがしわしわになる
手汗のため、楽器がひけない。パソコンがびしょびしょになる
手汗が気になって異性や友人と手がつなげない
 家族にも同じ疾患の患者さんがいる

多汗症とは?

多汗症とは、汗により日常生活に支障をきたす疾患です。

原発性腋窩多汗症とは、いわゆる「ワキ汗体質」とは異なり、汗を引きおこす他の病気がないにも関わらず、左右対称性に下着やシャツにしみが出来るほと、ワキに多量の汗がみられる病気です。汗ジミが気になって好きな色の服を着れなかったり、汗が気になって仕事や勉強の効率が落ちるといわれています。

原発性手掌多汗症とは、手汗により、ノートがしわしわになり恥ずかしい、異性や友人と手がつなげない、スマホの操作ができない、楽器がひけない、つり革がもてないなどの症状を認める疾患です。いずれも診断は問診で行います。

原因についてはまだ詳しくわかっておりませんが、エクリン汗腺という汗を出す管に対して、神経から過剰な指令が出されることで大量の汗が誘発されると考えられております。

治療方法

【外用薬】

原発性腋窩多汗症の治療薬として、2020年11月からソフピロニウム臭化物(商品名:エクロックゲル)、2022年5月グリコピロニウムトシル酸塩水和物(商品名:ラピフォートワイプ)という保険適応の塗り薬が発売されました。診断基準と重症度をみたした方に処方でき、一日1回、わきに使用します。また、原発性手掌多汗症の日本で初の治療薬オキシブチニン塩酸塩(商品名:アポハイドローション)が2023年6月に発売されました。一日1回、就寝前に、手のひらに使用し、朝洗い流します。

軽症の方、あるいは多汗症の診断は満たさないものの、汗や匂いが気になる方には、塩化アルミニウムの外用薬(自費の院内製剤)やキュアデイズ(医療機関専売品)を取り扱っています。
これらの外用薬による治療でも効果が十分でない方には、脇に対しては、ボトックス注射も行っております。直接、脇に注射をうっていく方法で1回の注射で3−6ヶ月くらいの効果が持続します。当院では自費治療となります。

【内服薬】

プロパンテリン臭化物(商品名:プロバンサイン)は神経伝達物質であるアセチルコリンの働きを妨げる薬で、多汗症の内服薬としては唯一の保険治療薬です。全身に作用する保険診療の内服薬です。口の渇き、目のかすみ、頭痛、眠気などの副作用がでることが多く、頓服で処方することが多い薬ですが、副作用のない方は、1回一錠、一日3回内服となります。緑内障、前立腺肥大症、心不全、 イレウスの方には処方できません。

 

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