こんなお悩みありませんか?
シミでお悩みの方へ
皮膚老化の8割は紫外線によるものと考えられています。
紫外線を長期間浴びることにより、皮膚の細胞が老化し、色素細胞のメラニン産生が亢進し、過剰なメラニンが皮膚に沈着したものが、いわゆる日光色素斑(一般的なシミ)です。 他にも、さまざまな種類があるためまずは診断を行います。
診療の流れ
-
診療の流れ
①シミで受診の方はまずはメイクルームでメイクを落としていただきます。
その後、re-Beau2という画像撮影機器を用いて、肌状態を客観的に判断していきます。 UV写真では、目視ではわかりにくい薄いシミや隠れたシミ・脱色素斑・ポルフィリンなどを見ることができます。②医師の診察
必要に応じ、ダーモスコピーを用いて、シミの種類を判断していきます。 中には悪性腫瘍であることもありますので、皮膚科専門医として適切な診断を行っていきます。 診断後、治療法を決めていきます。
シミの種類
老人性色素斑
紫外線によってできる一般的なシミです。表皮細胞の老化とともに、メラニン色素が肌に過剰に沈着したもので、30代ころから多く発症します。平らで形がはっきりしていていることが特徴です。ダーモスコピーを用いて悪性ではないかの判断・適切な診断を行います。
そばかす(雀卵斑:じゃくらんはん)
主に頬から鼻背にかけてみられる薄茶色の細かい斑点状の多発するシミです。 遺伝的素因が関与し、早ければ小学生ころから発症します。 紫外線が悪化因子となります。完全に消すことは難しいですが、IPL治療を継続して行うことによりかなり目立たなくすることは可能です。
肝斑
両頬や額、鼻の下などににできる地図上の茶褐色のシミです。30代から40代の女性に多くみられます。女性ホルモンと関わっており、妊娠や出産、ピル内服などで悪化することが知られています。さらに、紫外線や皮膚の摩擦、生活習慣などの要素が加わって発生します。まずは、しみが肝斑なのかどうかを正確に診断します。そのうえで、原因となっている要素を取り除きながら治療を行っていきます。
まずは、紫外線対策とこすらないスキンケア、ビタミンCやトラネキサム酸などの内服とビタミンA誘導体・美白剤の外用治療を基本とします。ご希望の方や難治の方にはレーザートーニグを行っていきます。閉経後数年たつまでは完治は難しい疾患のため、改善したお肌を維持していくための指導などを行っていきます。
遅発性太田母斑
通常のシミより皮膚の深いところにあるシミです。通常のシミとは異なり、灰青色に褐色が加わった色となります。太田母斑は生後まもなく発症しますが、遅発性は20~40歳で発症します。Qスイッチルビーレーザーによる治療が有効です。(当院では対応しておりませんので、ルビーレーザーのある施設をご紹介させていただきます。)
当院での治療方法
-
老人性色素斑
・レーザー治療(QスイッチNd:YAGレーザー)
・IPL
・エレクトロポレーション
・ゼオスキンヘルス
-
そばかす
・IPL
・ゼオスキンヘルス
・エレクトロポレーション
-
肝斑
・内服治療
・外用治療
・レーザートーニング(QスイッチNd:YAGレーザー)
・ゼオスキンヘルス
・ピーリング
・エレクトロポレーション
当院での導入機器について
◆レーザー治療(QスイッチNd:YAGレーザー)
日光色素斑は、QスイッチYAGレーザーを用いて治療を行います。
短時間でレーザーを真皮に届け、正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えつつ、色素細胞のみに働きかけます。照射後はかさぶたを形成します。2週間ほどテープ保護をしていただきます。2週間後に再診していただき、治療効果を判定します。一部残っている場合は再度照射します。いったんとれたシミですが、とれたあと1ヶ月くらいして再び濃くなる(炎症後色素沈着)ことが多いため、数ヶ月の間、美白剤(ハイドロキノン)とビタミンA誘導体(レチノール)を外用していきます。
肝斑は通常のレーザー照射ではかえって悪化させてしまいます。 弱いパワーに落としたQスイッチYAGレーザーを回数を重ねて肌に照射していく、 レーザートーニングという照射法を用いて照射していきます。 最初は週1回を4、5回、その後は様子をみながら2−4週間に一度、total 10回程度の照射を行っていきます。
◆光治療(IPL)
• IPL治療とは、Intense pulse lightというカメラのフラッシュのような優しい光を照射し、肌の若返りを図る美容治療です。光により発生した熱が肌を刺激し、コラーゲンを作り出す繊維芽細胞の働きを活性化させることで、肌のキメやハリと言った効果が期待できます。
• 皮膚に有害な紫外線をカットした特殊な光を用いて照射を行います。シミ、そばかすの原因であるメラニン色素や赤ら顔の原因となる毛細血管(ヘモグロビン)など複数の色素にダメージを与えることで、肌トラブルを改善させていきます。1台で8種類の波長が選べるので、施術の幅も広く、患者さんお一人お一人に応じたより専門的な治療をすることが可能です。
• 肌への負担も少なく治療直後からメイクも可能です。はじめての方にもおすすめの治療です。
• エレクトロポレーションとの併用もおすすめです。 月1回程度、定期的に繰り返すことにより、より効果を実感していだけます。
美肌のためのメンテナンスとしても人気の高い施術です。
光治療(IPL)の手順
-
Step1 施術準備【洗顔】
IPLが余分な顔料に反応しないようにお化粧をしっかり落としていただきます。
-
Step2 施術【IPL照射】
施術部位にIPLを照射します。
お顔に冷やしたジェルを塗り、IPLの光を照射します。
皮膚が軽く弾かれたような感覚があります。
-
Step3 施術後
施術後、ジェルを拭き取り、クリーリングを行います。
お化粧をしてお帰りいただけます。
日焼け止めをしっかり行うようにしてください。
◆ケミカルピーリング(サリチル酸マクロゴール)
ケミカルピーリングとは、薬剤を用いて、皮膚表面の古い角質を取り除くことにより、肌の新陳代謝を促進し、くすみがとれ、つるっとした透明感のあるお肌へと導きます。
当院では、安全性と効果が実証されたサリチル酸マクロゴールを用いています。サリチル酸は表皮の角質層のみに反応するため、肌が赤くなったり痛くなったりすることがなく、施術後の肌のトラブルもほとんどありません。一度の施術でも効果はご実感していただけますが、月1回程度、継続することによりニキビ、シミ、小じわなど幅広い症状に効果的です。エレクトロポレーションとの併用も効果的です。
◆エレクトロポレーション
ノーニードルセラピーとも言われます。
通常注射で導入するしか困難だった高分子の美容成分を、特殊な電流を流すことにより、一時的に皮膚に小さな空洞をつくって、真皮層まで導入していきます。通常では浸透しないヒアルロン酸などの成分を、ダイレクトに内部に導入することが可能です。
治療直後から効果を実感でき、痛んだり赤みが出たりするようなこと(ダウンタイム)はありません。
当院のスプリングは冷却機能をもったクライオハンドピースを搭載しており、引き締めを行いながら、美容成分を肌の奥まで確実に浸透させます。 ケミカルピーリングやIPLと組み合わせての施術もおすすめです。
◆内服治療
肝斑と診断された場合は、トラネキサム酸やビタミンCなどの内服薬も処方いたします。
◆外用治療
-
ハイドロキノン
ハイドロキノンは古くから欧米で使用されてきた安全性の高い美白剤です。
メラニン合成酵素であるチロジナーゼの阻害剤であり、さらにメラニン色素を作るメラノサイトを破壊することにより、しみを薄くしたり、消していく働きがあります。
-
レチノール
レチノールとはビタミンAの一種です。皮膚のターンオーバーの促進、コラーゲンやヒアルロンの産生促進、皮脂分泌抑制、紫外線による皮膚老化防止などの効果があります。シミやシワ、たるみ、ニキビなどさまざまな肌トラブルの改善に有効な成分です。
-
ゼオスキンヘルス
症例紹介
料金
◆表在性 シミ(長径をもとに計算)
5mmまで | 5,500円 |
---|---|
+1㎜あたり | 1,100円 |
◆IPL(アンチエイジング、シミ、そばかす、赤ら顔、肌質改善)
顔全体 | 22,000円 (6週間以内10%オフ) |
---|---|
両頬 | 16,500円 (6週間以内10%オフ) |
◆肝斑トーニング(肝斑、くすみ、色素沈着のレーザー治療)
頬骨部1回 | 5,500円 |
---|---|
両頬上部1回 | 9,900円 |
両頬全体1回 | 16,500円 |
◆エレクトロポレーション(美肌、美白、にきび、乾燥、小じわ)
ベーシック | 7,700円 (他施術とのセット料金2,200円オフ) |
---|---|
美白 | 8,800円 (他施術とのセット料金2,200円オフ) |
リフトアップ | 8,800円 (他施術とのセット料金2,200円オフ) |