クリニックブログ

2023.03.09更新

昨日は診療後、マルホ株式会社様からご依頼があり、ニキビ治療について社内講義をさせていただきました。

日本で面ぽう(コメド:赤ちゃんニキビ、毛穴のつまり)治療薬アダパレン(ディフェリンゲル®︎)が初めて発売されたのが2008年、過酸化ベンゾイル製剤(デュアック®︎やベピオ®︎)が発売されたのが2015年、私の開業した翌年です。

日々、正しい治療が行えるよう情報提供してくださる製薬会社の方々に感謝しながら、私からお伝えできることをお話させていただきました。

マルホ製薬の皆様、ありがとうございました。

当院の保険診療患者さんの、約1/4はニキビの患者さんで、西区に限らず遠方からもいらっしゃるようになりました。

保険の処方薬をベースとしておりますが、難治の方や、治療効果を急ぎたい方にはピーリングやレーザーなどの自費診療も行っております。

(学生の方には学生料金を設けております。)

ニキビ治療はとにかく早くはじめることが大切です!

瘢痕(ニキビ痕)が残らないよう、今あるニキビは出来るだけ早く治して、外用薬で再発防止をしていく。

 

日本のニキビ治療は、長らく海外から遅れてきましたが、今はよい治療ができる時代になりました。

今が大切!毎日コツコツと塗っていくのは大変と思いますが、頑張っていきましょう。

 

お近くにニキビの方がいらしたら医療機関の受診をすすめてくださいね。

 

マルホ製薬様のサイト わかりやすく書いてありますので是非ご覧ください。→ ニキビを治そうproject

 

マルホ

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2022.12.09更新

サノフィ

 

診療終了後、北九州市皮膚科医会でアトピー性皮膚炎の自己注射薬デュピクセントについてWEB講演をさせていただきました。

久しぶりに当院の患者さんについて調べたところ、この一年の全受診患者さんの28%がアトピー性皮膚炎の患者さんでした。
(次に多いのがニキビの患者さんで24%、両方合併している方が5%でした。)

デュピクセント導入数は3年間で39例、その内、1/3は西区以外、市外や県外からいらしてる方もいらっしゃいます。

デュピクセントは副作用が少なく、とても効果的な薬剤です。

ここ数年、アトピー性皮膚炎の治療は劇的に進歩し、デュピクセントの他にも内服薬やかゆみを抑える注射薬など色々な機序のお薬がでています。

郊外の小さなクリニックですが、新しい治療も取り入れながらスタッフとともに治療に取り組んでいます。

アトピー性皮膚炎が長くよくならず、痒みでお悩みの方がいらしたら、是非、新しい治療があることをお伝えくださいね。

今年もあと少しですね。
年内にやらなきゃいけないことが山積みですが、、、
頑張っていきたいと思います。

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2022.12.09更新

はぐはぐ

 

今日ははぐはぐの撮影でした。

何年経っても、進歩のない私にお声かけいただき感謝です。

オンエア予定日
・2月19日 子どもの唇荒れ
・3月12日 爪切りのポイント
・3月26日 春は肌荒れに注意

お時間のある方はご覧くださいね。

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2022.06.10更新

jak

 

大分皮膚科女医の会で、当院におけるアトピー性皮膚炎の治療について、JAK阻害剤を中心にお話させていただきました。

大分皮膚科女医の会でアトピー性皮膚炎のお話させていただくのは2回目ですが、講演後、沢山のご質問をいただき、嬉しかったです。
ご参加いただきました先生方ありがとうございました。

アトピー性皮膚炎、ここ数年で、治療の選択肢がどんどん増えてきました。どの治療法が、どの患者さんにベストなのか、は悩ましいこともあります。患者さんのライフスタイルにあわせ、ご相談していきたいと思います。

 

下記もご参照ください。

皮膚科学会のアトピー性皮膚炎に関するサイトです。

皮膚科Q &A アトピー性皮膚炎

 

 

 

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2022.05.30更新

エクロック

先週木曜日、診療後、福岡多汗症エリアセミナーで講演させていただきました。講演では、当院の多汗症治療や患者さんアンケート結果をご紹介しました。

局所多汗症(顔、頭皮、脇、手足など)の有病率は約10%
腋窩多汗症の有病率は約5%

です。

多汗症の方は
同じ皮膚疾患のアトピー性皮膚炎や乾癬と比べても、更にQOLが低く、労働や勉学の生産性が健常人の半分くらいまで低下するというデータがあります。つまり、その方のもつ本来のパフォーマンスが発揮できてないということです。

お悩みの方が多く、QOLやパフォーマンスレベルがかなり下がるにもかかわらず、残念ながら、医療機関で治療できるというイメージが中々浸透しておらず、医療機関の受診率はわずか5%前後です。

2020年以降、腋窩多汗症には、医療機関で保険診療で処方できる外用薬が発売されています。
手足、その方の部位については、保険は適応外ですが、院内製剤塩化アルミニウムの処方や医療機関専売の製品をご紹介しております。
重症の方はボトックスの注射も効果的です。

多汗症でお困りの方はご相談ください。

またお近くでお悩みの方がいらしたら、医療機関で治療できることをお伝えくださいね。

 

下記もご参照ください。

ワキ汗治療ナビ

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2022.05.05更新

ラジオ

GW最終日は朝からFM福岡でラジオのお仕事でした。

TVキャスターの今村敦子さん(http://www.atsukoi.net/)にお声かけいただき、紫外線や皮膚のお話をしてきました。

敦子さん、さすがのサポート✨

緊張していましたが、楽しくおしゃべり。あっと言う間に終わりました。あとは編集頼みです笑

私の滑舌の悪さは別として、、
お役に立てそうな内容が沢山あると思います。
私のスキンケアのマストアイテムもご紹介しています。

 

お時間のある方は聞いていただけると嬉しいです。

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2022.05.03更新

新聞

西日本新聞の取材を受けました。
紫外線や加齢によりできる脂漏性角化症という良性のイボについての内容です。

予防のためには、まずは、紫外線対策が第一です。
出来てしまったイボの治療としては
液体窒素や炭酸ガスレーザーによる治療が有効です。

当院でも行っております。

お悩みの方はどうぞご相談くださいませ。

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2022.04.21更新

アトピー性皮膚炎

本日はアトピー性皮膚炎のオンラインセミナーの座長を務めさせていただきました。

診療後、かなりバタバタの移動でしたか、なんとか間に合いほっとしました。

ご講演は和歌山県の上出皮フ科クリニック 上出康二先生、基礎的なお話から、実臨床のお話まで盛り沢山の内容で大変参考になりました。

ここ数年アトピー性皮膚炎の治療は大きく変わってきました。
また近々新薬もでます。
アトピー性皮膚炎はコントロールできない時代ではなくなってきました。

日々勉強。
今後も新しい治療もしっかり取り入れ、よりよい治療を提供していきたいと思います。

上出先生、聴講してくださった先生方、日本イーライリリーさん、ありがとうございました。

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2021.12.05更新

脇汗(原発性腋窩多汗症)でお悩みの方の治療薬エクロックゲルが発売後1年経ちました。

12月から長期処方が可能となりました。
今まで2週間ごとに通院なさっていた方は大変だったと思います。

原発性局所多汗症とは、局所的に過剰な発汗が明らかな原因がないまま6カ月以上認められ、以下の6症状のうち2項目以上あてはまる場合に診断されます。
 

原発性局所多汗症【チェック項目】
* 両側性活左右対称性に多汗がみられる。
* 多汗症によって日常生活に支障が生じる。
* 週1回以上の頻度で多汗エピソードがみられる。
* 25歳未満で発症した。
* 家族(血縁)に同様の症状がある。
* 睡眠時は局所性の多汗がみられない。

また、下記の3および4は重症多汗症と判定され、エクロックゲル治療の対象となります。

Hyperhidrosis Disease Severity Scale(HDSS)
1. 発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない。
2. 発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある。
3. 発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある。
4. 発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある。

※エクロックゲルは12歳〜適応となります。

※当院では軽症の方や腋臭症の方には塩化アルミニウムや医療機関専売のQUADAYS(主成分 クロルヒドロキシアルミニウム.イソプロピルメチルフェノール)も取り扱っております。ご相談ください。

 

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

2021.02.22更新

 

講演

大分女医の会にお招きいただき、講演させていただきました。

コロナ禍のため、オンライン開催でした。

 

当院のアトピー性皮膚炎の治療について、

看護師による外用指導や自己注射薬デュピルマブ導入のポイントについてお話いたしました。

 

アトピー性皮膚炎の治療は進化しています。

お悩みの方、ぜひご相談ください。

投稿者: 皮ふ科・アレルギー科 しおりクリニック

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